リュネビル技法
先日、初めてのオートクチュール刺繍のレッスンに。
オートクチュール刺繍にも様々な技法があり、
私はリュネビル技法をいうものを習うことに。
リュネビル技法とは、
フランス北部リュネビルという街で生まれた技法。
オーガンジーのような薄く軽い素材に、クロッシェ(かぎ針)を使い糸で刺繍を刺す方法で、ピーズやスパンコールなどを用いた、立体的な美しさが魅力の技法。
歴史のあるリュネビル技法。
今回のレッスンでも当時のやり方と全く同じやり方で、枠はりから教えていただきました。
2時間半のレッスン。結局、枠はりだけで終わりました(笑)
それほど、オーガンジー生地を枠に張る作業は最初はとても大変。
でも、先生曰く、この枠はりの作業はとても重要なのだと。
生地を枠にきちっとはれないと、図案が歪んでしまうし、刺繍が挿しにくくなる、と。
基本が何事も大事です。
そんなこんなで第一回目のレッスンを終えました。
ちょっと長くなってしまったので、、
また次回UPします。
初めての出会い
オートクチュール刺繍との初めての出会い。それは、NHKの番組で、小林モー子さんの作品を見たのがきっかけ。
その刺繍のその美しさに感動し、
「私もやりたい」と。
思い立ったら吉日、
すぐにオートクチュール刺繍の技法を教えてくれる先生を探し、
偶然にも、近くにモー子さんがフランスで通われていた学校、エコール ルサージュで学ばれたという先生が近くにいることが判明。
これはご縁だと直感。
すぐに申し込みました。
後で冷静になって考えると、、
5歳の子供もいるし、刺繍なんてする時間はあるのか、、と思ったけど(笑)
その時は、気持ちのおもむくまま、その技法を学びたい、その情熱だけでレッスンに通うことを決めたのでした。。
少し長くなったので、、
続きはまた次回UPします。
写真は、小林モー子さんの著書